打倒レッサーパンダ
- このタイトル。打ち込んでから改めて字面を見ると、レッサーパンダをフィジカルに打ち倒しているように見えてならない。我ながらナンセンスなタイトルだ。
- というわけでこのレッサーパンダ、全国のいたるところで立ち上がって大フィーバーのようだが、なんともイタイフィーバーだ。
- そもそもフィーバーというものは、数あるうちのたったひとつのモノの尺度に大勢の人間が同調し、そのものの尺度が一人歩きし、踊らされた人たちから理性を奪う、という黒魔術である。
- 理性を奪われた人たちには勿論価値観やポリシーもなくなり、フィーバーすためにフィーバーするというお祭り状態に陥る。
- そんなわけでナントカフィーバーほど迷惑なものはないわけで、そんなものに踊らされるほど愚鈍なものはないわけである。それに踊らされる人は自分から心躍るのではなく何か心の奥底に心躍らせる客体を待望しているワケであり、そんな心裡の延長線が独裁者を生み出すといっても過言ではないだろう。
- ま、自分で書きながらワケわからないが、一番言いたい事は「ほんの10秒くらい立つなんてウチの息子にも出来る」ってことだ。
- そうそう、つかまり立ちから数秒間手放し状態になることが多くなった。なにやら達成感があるのかその間は非常にご機嫌な様子。つかまり立ちからの手放しなので、まだ公式的には「立った」とはいえない。個人的に「立った」の定義は「座った状態(いわゆるお座り)から一切道具を使うことなく自力で”立ち上がる”こと」を言うと思っている。が、おそらくその瞬間は近いものと確信している。