ご懐妊
- 谷夫人 formerly known as YAWARA がご懐妊だそうだ。朝Yahoo!のニュース第一報は「世界選手権辞退、詳細は記者会見で」というもったいぶったもの。そういうニュースは別に小出しにする必要はない。記者会見のときにいっぺんに報告すれば充分足りる。一回深呼吸して良く考えろ。おまえはスポーツ選手であって、芸能人ではない。
- 記者会見はあまり見ていないが、おおむね想像通りのものだったようだ。スポーツ選手のイメージとは大きくかけ離れたその風貌。何かを顔に塗っているようだ。もう一回深呼吸して考えろ。おまえは柔道家であって、志村けんではない。
- 記者会見をあまり見ていないのでなんともいえないが、おそらく背筋が凍るような正しい事を堂々と話したのだろう。この人の話を聞いていつも感じること、それは正しい話ほど無味乾燥で退屈なものはないということだ。この人の話はただ、正しい(教科書どおりな)だけで、ジョークもウィットもひねりも毒もない、おそらく聞いている人は私にこういうことを言ってもらいたいに違いないと、勝手に勘違いした事をしゃべっているように感じてならない。
- こんなに正しいことを考え、あんなにセンスの良い披露宴をした夫婦だから、子供の名前もそれなりに意味合いのこもったすばらしいものになるに違いない。という訳で、子供の名前先取り予測。おそらくこんな文字が入る
- とにかくあまりにセンスがよいので、どうなるか皆目見当がつかないが、一生モノの子供の名前、そのセンスが遺憾なく発揮されない事を祈ってやまない。
- 念のため書いておくが、別にこの人が嫌いなわけではない、もちろん柔道家として、アスリートとして非常に尊敬している。これは事実。ただし、何か別のものと勘違いしているそのその目を覚ましてやりたいワケである。人間何かを手にすると何でも手にしたかのごとく勘違いをするものである。確かにその血のにじむような努力と運動神経と柔道センスで、金メダルは手にしたが、そのときに手にしたのは金メダルだけであって、それ以外のものは手にしていない。つまり、巧みな話術も歌唱力も美的センスも手にしたワケではない。アスリートとしての彼女を尊敬しているがゆえに畳の外でのその姿にギャップを感じ、幻滅してならないだけなのである。