きんようび

さて、人間の意識というものは面白いもので、あることに意識が向いていないとそれらに関連する情報は目の前に仮にあったとしても入ってきていないものなのです。多分、ほとんどがそういう状態で毎日を過ごしているわけであります。普段目にするものというものは実際に見えているものの2割くらいしか見えていないように感じるわけです。おそらく、感受性の強い人は5割〜6割見えているのかもしれないのです。
皆さんは普段鳴り続けている冷蔵庫の音がどんな音か認識したことはありますか。
つまり俺が言いたいのは、街中はクリスマス一色なはずなのに、いざ街中に出てみると、俺の目に入ってくるのはタダの人だかり、酔っ払い。客引き。単なる忘年会シーズンの風景なのである。
年取ったな。と思うわけである。