すいようび

あつい。苦手な季節がやってきた。

国歌斉唱の義務を問う

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000014-yom-soci
国歌斉唱の義務付けは合憲だそうな。
佐村浩之裁判長は

「式典で起立、斉唱することは儀礼的な行為で、思想・良心の自由を侵害するものではない」

との理由をつけたらしいが、仮に起立・斉唱が礼儀的な行為だとしてもそれの根本となる国歌に思想が入っている分、礼儀もへったくれもないわけである。君主様の世の中が千代に八千代に永くつづきますように、なんて思ってもいない、思いたくもない人には苦痛以外の何物でもない。極端な話、踏み絵に近いな。
そもそも、愛国心なんぞはトップダウンではなくボトムアップなのだよ。国が国民に愛国心を芽生えさせたいのであれば、国は国民に誠意を示さなければならない。いまの国歌の強制を個人の会話に例えれば「おまえ、俺のこと好きって言え」「はい、じゃぁあなたのことが好きです、これでいいっすか?」見たいな感じだな。形だけの愛国心。へそで茶を沸かす話だな。