すいようび

ニュース番組の何かの不正や不祥事などの報道で、テレビ局側が攻撃対象の官公庁に質問状やアンケートを送ることがあります。たいていの場合、書面で回答が来るわけですが、その杓子定規でいかにもお役所仕事的な内容の文面を朗読する人の実力に感心することがあります。

微妙に棒読みで、覇気が無く、いかにも仕事ができなそうなオーラを放ちながら読む、その読み方にただならぬ演技力を感じざるを得ないのです。コレを読んでいる人はアナウンサーではなくてひょっとして俳優なんじゃないのか?と思ってしまうわけです。こういうニッチなところにも俳優のニーズがあるのではと思うわけで、連ドラや映画や舞台に出るだけが俳優ではないのかもしれないと思わずにはいられないのです。

ひょっとしたら業界には「棒読みの名人」がいるのかもしれません。

最近なにかと不祥事や政治不信が多いので、こういう仕事の市場規模も拡大してるのかもしれませんな。いまごろ、棒読み名人のマネージャーのスケジュール帳は真っ黒かもしれません。

以上、くだらない気づきを起点とした勝手な仮説でした。