もくようび

クリスマスが近くなってまいりました。
毎年この頃になると息子にサンタクロースなどという生き物はこの世にはいないことを教えています。
「サンタクロースは来ない。でもプレゼントは来る。」
「クリスマスはたのしい。でもサンタクロースは来ない」
「この季節になると巷をゴロゴロしているサンタクロースのような格好をしている輩は、サンタクロースそのものではない。なぜならサンタクロースはいないから。」
「なぜ、サンタクロースは赤いのか。それはコカコーラ社の陰謀だから。それ以前、サンタクロースと呼ばれるキャラクターは好き勝手な色の服を着ていた。なぜいま赤いのか。結局誰も本物を見たことがないから。」
と、説得していると、かーちゃんから睨まれます。「え〜?いるよ〜。サンタクロース」と、息子。サンタクロースの存在を信じさせるのは親のエゴだ。子供の純粋さに漬け込んだ親の身勝手な戯れだ。