ゴーール!!

  • イラン戦の敗戦後、もうあとがなくなった日本を応援に、というのがポピュラーな線だが、今日はプロジェクトメンバーと即席の飲み会。ナショナリズムのかけらもない。試合結果はどうやら観戦後だろうと思われる隣の客に聞いて知った。自殺点が決勝点だったそうな…。
  • 自殺点は哀しいほどにあざやかである」これは、世にも有名な俺の言葉だが、自殺点の鮮やかさには、普通のあざやかな得点と違い、きわどく、危険で、ありえない鮮やかさがある。ディフェンダー自身はゴールに向かってノーマークなのである。そして見方のはたして誰が、そいつがゴールに向かってボールを叩き込むことを予想するのか。すべての守備陣が虚を突かれる。そしてジャストミートという奇跡が重なれば、あざやかである要件のすべてを満たす。
  • 小学生のときにチームメイトが、小学生では考えられないジャンプヘッドを自陣のゴールに突き刺したのは鮮明に記憶に残っている。いままでそいつがヘディングすらしたことを見たことがなかったのに…。自殺点にはそのような魔力すら味方する。
  • まだ、今日のゴールシーンを見ていないが、さぞかし鮮やかだったのだろう。