なんともこころがいたい

 愛知県警新城署は24日までに、「ルイ・ヴィトン」の偽商品をインターネットオークションで売ったとして、商標法違反容疑で名古屋市天白区相川、会社員光永三千生容疑者(52)を逮捕した。正規品と信じて買った男性が交際相手の女性に贈ったところ、「ばかじゃないの、偽物よ」と指摘され、同署に相談したことが端緒だった。  調べでは、光永容疑者は今年3月から4月にかけ、神奈川、静岡、愛知各県の計5人にバッグや財布などを計約2万6000円で売った疑い。  このうち4人は偽物と知った上で買っていたらしいが、愛知県豊橋市の飲食店員の男性(32)は、偽物とは気付かずに財布を7000円で購入し女性にプレゼントした。  光永容疑者は偽商品をネットオークションで入手。正規品に比べ縫製が粗雑で、ブランドのマークも不鮮明だった。(共同通信

  • なんともへんてこなニュース。なにがへんてこって。「ばかじゃないの、偽物よ」という女性のセリフまでリアルに報道されているところだ。飲食店の男性がかわいそうに感じる。女も女だ!せっかく良かれと思って買ってあげたのに、「ばかじゃないの」とはなにごと?物には言い方ってのがあるだろうに!くやしくて涙が出てくる。
  • と、ちょっと感情的な発言をしたが、5人に売って4人はわかっていて買った。というところから、だいぶわかりやすい偽物だったと推測すると、女性の発言の雰囲気は「わっはっはっは!何これ?ばかじゃないの、偽物よ」というかんじで、男性がウケ狙いで買ってきたと思って、ツッコミ感覚のリアクションをとっていた可能性も否定できない。仮にそうだとしてコメントの後半部分だけ報道されてしまったとすれば不本意であり、微妙な誤解を招く。報道の魔力であり、文章の難しさである。
  • というわけでここは、「正規品と信じて買った男性が交際相手の女性に贈ったところ、女性に偽物である事を指摘され…」が適切では?あたしゃジャーナリストでないので大きい声ではいえないが…。
  • ブランドの偽者は実に巧妙ということは聴いたことがあるが、ネットオークションだとその辺は更に見分けづらいように感じる。ま、あまり縁のないことだが…。