書き納め〜1年間を総括する〜

なんと約半月もサボってしまった。何日間隔があいてしまっていても書くことに意義がある。と自分に言い聞かせることで何とか正当化している。なんていっているうちにどうやら今日が本年の書き納めということになってしまいそうだ。というのも、明日にはかーちゃんの実家に行くのでおそらく書くことは無いからだ。
というわけでこの一年間を総括する。

ブログの一年間を総括する。

とはいっても確か開設から一年たっていない。というツッコミなナシにして、タイトルに掲げている「モモカン」という正攻法ではないが確実にダメージを与えられる卑劣な技のような、どこかマヌケで肩透かしでも有効性があるという、世の中に対して斜に構え、批判的でコンセプトで作成してきたつもりである。時にはあえて抽象的にこねくり回した言い回しも行った。たまには息子の話も入れてみた。そんな中で一番検索ヒットで読まれたのは2月17日に書いた「手締めのはなし」だろうか。この12月初めからからぼちぼちと「手締め」のキーワードでアクセスが増えてきたあたり、忘年会シーズンの到来を感じさせた。なんとも手締めをする人もそれを見た人も思うところがあるのだろう。

我が一年を総括する

発熱に始まり、発熱に終わる一年であった。思えば今年の元旦早々のことだった。かーちゃんの実家にて38度の熱を出し今年が幕を明けた。来年は同じことをしないようになんと思っていた矢先の今年の年末、つまり4日前だ。ほぼ同じ症状。元旦より症状は重い。やはり38度超であった。いまだに食事はあまりすすまない。そろそろうどんには飽きた。そんな話より、思えば1年間に2度も高熱を出すのは30年生きてきて覚えが無い。あまり風邪とかひかないのが自慢だったのだが、しかもチョットの風邪では熱など出さんという自負もあった。体の衰えを感じた一年であり、息子が歩きだした一年であり、体重測定での数値が上げ止った一年でもあった。

世の中の一年を総括する

今年も色々あった。外交の苦手な宰相が捨て身の首投げというべき衆議院「やけくそ」解散で大勝利を得てしまった一年であった。さて、この勝利、ひと言で言うと「政策」の勝利ではなく「手法」の勝利であった。本来選挙は政策で議論を競い、それを有権者の共感を得るよう説明し、訴える。有権者の共感という名の票の数で選ばれた議員が選挙にて行った発言を公約として転換しそれを誠実に実行する。つまりコレ選挙であると考える。だがこの宰相、「郵政民営化は必要だ」という言葉に多少の修飾語をつけたことしか言っていない。なぜか?それは民衆がバカだから。バカな民衆の理解を簡単に得るためには簡単な言葉で短くリズム良く表現すること。理解を深めるためには説明が必要だが、それを広めるためにはレベルを下げるのが一番の手法。経典の解説よりも念仏、教義の説明より偶像、コンセプトのあるアルバムよりもベスト盤・オムニバス盤、ポップでキャッチーなのである。劇場型だのメディア戦略という言葉がよく聞かれたが、メディアが政治家のシナリオどおりの劇場を流してしまっては国民は洗脳される。在りし日のファシズムだ。メディアは政治に批判的であるべきで、政治家はその批判を論理で制圧するためにメディアに露出するべきである。はっきり言って、今回の選挙はある手法によってメディアは手段に選ばれ、利用されたといっても過言ではないと思っている。あ、まとまりがつかなくなった。
そして建築業界の話。小中学生のときに社会の授業で「会社とは利潤を追求する組織である」なんていう教わりかたをしたような気がする。確かに間違っていない。利潤が無ければ会社は存続し得ない。ただ、利潤ばかりを追求すると色々なところでひずみが出来てしまうのも会社。このブログにも会社はその業績、規模よりも体質が問われる時代になっていると書いた記憶がある。上記「会社とは・・・」は本来「その製品、サービスなどで社会に貢献するためにある組織」とするのが理想であろう。

我が30年を総括する

今年は30歳を迎えた年でもあった。この区切りのいい年、我が30年はどんな30年だったのだろうか?泣き虫だった幼少時代、サッカーに出会った少年時代、眠気と戦い屁理屈を武器にした青年時代、そして肥満と戦った20台。。はっきり言って青年時代以降、クズ野郎の人生である。バイオリズム的に言うと小学校後半から中学までが好調。学校の成績も比較的良く、サッカーもまあまあ上手いほうだった。30年のサイクルの中で相対すると、人気もあったほうだ。第一志望の高校にも受かった。その後は転落、サッカーはスタミナ不足だったり怪我だったりでダメ。この頃から睡魔との闘いがライフワークになり、当時の授業では寝ている記憶が大半。当然受験は失敗。翌年辛くも受かった大学にて法律学という屁理屈を学び、口八丁と一芸で会社に就職。奇跡的に結婚し長男が誕生。何が言いたいかというと、おれのバイオリズムは15年周期なのかもしれないということ。これから2〜3年、良いことがあることを期待している。ま、バイオリズムってなに?ていわれても説明が出来ないが。。

というわけで長々と書いた今年の総括。来年も三日坊主で続けてまいります。来年が良いとしでありますように。