閉幕

オリンピックいろんな意味で終了。おつかれ。
テレビで連日暑苦しい松岡修造を見なくて済むと思うとなんだか気が楽になる。熱血だの根性だの気合だの・・・精神論先行のキャラクターは見ていて辛い。
さて、オリンピックを通じてよくあることといえば、そのときにしか見られない競技にスポットが当たり、面白いだのエキサイティングだのでマスコミの餌食になってしまう種目があること。今回の餌食は「カーリング」。どこの局もこぞってカーリングにスポットを当てる。「オモシロイ」と持ち上げる。さて、この風景俺にとっては見覚えのあるもの。いつぞやのオリンピックでも日本男子カーリングが健闘しこんな風にちやほやされたような気がする。挙句の果てにはプロ野球の始球式にまで登場。普通に投げればいいのに、なんと下手投げで転がす。しかもその転がったボールの先を追いかけるようにブラシでこする人間までオプションにつけて・・・・。見ていて痛々しい風景だった。その後トリノまでどうだったろうか?シーズンになってもカーリングをテレビで見ることの出来る機会は結局トリノまで持ち越し。いざ始まると過去のオリンピックでのはしゃぎっぷりを棚に上げて、いかにもはじめてみたけどオモシロイのようなウソクサイリアクション。それでは、そんなにオモシロイのならこれからもやってもらいましょう、試合の中継を。オリンピックはスポーツの普及も一つの目的。それをバックアップするのがメディア。次回のオリンピックのときに「カーリングって面白いですね」なんていう発言がテレビから流れないことを強く希望する。
ところで、本題とはあまり関係ないが、スキージャンプのフライングヒルの中継を観たい。