ねむいねむい

週の頭から遠方の出張があるとその週はずっと調子が悪い。おまけに昨日は息子の寝相が最悪。ガシガシ蹴りを食らって気が付いたら朝。多分KOされたんだな。おかげさまで久々に腰が抜けるほど眠い。そんな感じでイライラ感満点で話題をいくつかお届け。

亀田。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060308&a=20060308-00000104-mai-spo
亀田興毅が六回KO勝ち、10戦10勝
 世界ボクシング協会WBA)フライ級4位、世界ボクシング評議会(WBC)同級8位の亀田興毅(19)=協栄=が8日、東京・両国国技館でWBC同級13位、カルロス・ボウチャン(25)=メキシコ=と同級10回戦を行い、六回2分20秒KO勝ちを収めた。亀田は03年12月のプロデビュー以来、10戦10勝(9KO)となった。
 亀田は序盤からボディー連打で主導権を握った。六回はローブロー気味の左ボディーアッパーで好機をつかむと、連打をまとめ同じ左ボディーアッパーで倒した。
 ◇戦評
 亀田がボディー攻撃でKO勝ちした。
 一回は手数が少なかったが、終盤に右ボディーフックから左ストレートにつなげ、打ち合いでも左ストレートをヒット。二回はボディー連打を見せるが、相手の左ジャブにてこずった。三回は右フック2発でボウチャンをぐらつかせ、ボディー連打でロープに詰めた。四、五回もボディー連打で詰めるが、連打に強弱がなく、逆に相手の左ジャブからの連打をまとめられる場面も。
 六回はボディーの打ち合いとなったが、亀田のローブロー気味の左ボディーアッパーでボウチャンが失速。亀田が連打をまとめ、さらにこれもローブロー気味の左ボディーアッパーでボウチャンはダウンし、テンカウントとなった。

というわけでローブローで亀田の勝ち。亀田三兄弟が強いかどうかとか、勝ち方がどうだったかとか、この先どうなるのかは別に興味はない。ただ、一つだけ気になることがある。この三兄弟、パフォーマンスが寒い。ドキュメンタリー番組などを見ると、この三兄弟も父親も、アスリートとしてそれなりの哲学と魂を持っているように感じるのだが、あのガラの悪そうな感じとリングでのパフォーマンスが板についていないのが残念。自然体に見えないのよ。

亀つながりで

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20060307/20060307-00000031-ann-soci.html
荒川選手もびっくり?「イナバウアーをする」カメ
 荒川静香選手の金メダルから2週間。いまだ日本中がイナバウアーブーム。大阪には、イナバウアーをするカメがいるということです。

以前にも書いたがブームとは価値観のインフレ。人々が何かに熱狂すると世の中にはその「何か」が見境なく溢れる。誰でも熱狂するから見る目のある人もない人も熱狂する。その「何か」に対する需要と供給のバランスが崩れ、世に溢れるその「何か」の価値は著しく低下する。
ブームになれば亀だってイナバウアーだ。というよりそれイナバウアーの意味分かってんのか?このイナバウアーのキーワードクリックしてみれ。昨日と今日で二度もテレビでコレを見てしまった。その安直で軽薄な内容に疲れたカラダが更にどっと疲れる。マスコミのバカさ加減を象徴した記事。この記事は『荒川選手もびっくり?「イナバウアーをする」カメ』というタイトルが『私達テレビ局は、脳みそ空っぽです』と訴えているように聞こえてならない。こんなどうでもいい記事を取り上げているやつらが平均年収1千万を超えていると思うと余計に腹が立つのだよ。こういうことを報道していいのは東スポだけ。そして俺はブームという言葉が大っ嫌いだ。