1さい

次男くんは今日1歳になりました。
あっという間なのか、長かったのか、わけの分からない一年でした。この人、まだ立ちません。寝返りも、つかまり立ちも案外早いほうだったのですが、その先に行きません。マイペースなのでしょうか。ま、じっくり待つことにします。

あたしゃ久々にほぼ定時に会社を出ました。

次男には誕生日プレゼント、長男にはちょっと早めのクリスマスプレゼントが渡されました。いちはやく新潟の祖父母から来たジャングルジム&滑り台は兄弟の格好の遊び場となっております。

去年のこの日は、疲れたので当日の様子を書くことはありませんでした。気が向いたら書こうと思っていたものの、気が付いたら一年経っていました。というわけで思い出してみることにしましょう

その日、そろそろ予定日だったような気がします。長男くんは実家にお泊りでした。わたし翌日、工場に出張する予定でした。そんな未明、午前3時頃でしょうか。かーちゃんはなにか兆候があったようです。少々様子を見ていましたが、やっぱり陣痛らしいものが始まっているとのこと。病院に電話をしたら、来なさい、とのこと。着々と準備するかーちゃん。そのあたりはさすが2度目。落ち着いたものです。タクシーを呼び病院へ。偶然長男くんが実家に泊まっていたということが奏功し、ここまでの流れはスムーズだったのです。

ところで、長男くんが産まれるときは、主催者となる会議の開催予定日でした。今回も出張の予定日。何か重なるもんです。この時点で出張は諦めました。

病院到着。

この日はなんとすでに3組目とのこと。なにか周期みたいなものがあるのでしょうか。そんな事情で、空いていた部屋はとても寒い部屋でした。いつまで経ってもあったまりません。そういえばかーちゃんは風邪気味でした。さむいは陣痛は痛いはゴボゴボするは、それはそれは大変そうでした。

日がのぼったころに実家に電話。かーちゃんにも朝食が出される。わたしも朝食買出し。

9時前後だったでしょうか。時間は覚えていませんが、かーちゃんは分娩室へ。わたしも呼ばれました。今回も本人の意思に関わり無く立ち会い出産です。いや、べつにいやだってわけではありません。

ここの助産師ですが、前評判ではかなりのベテランで、宮内庁病院にいたことがあったとか。なかなか厳しいとのこと。会ってみたら、圧倒されました。

かーちゃんには、やれ「声を出すな」「騒ぐな」などどクギを刺し、こちらに対しては「名前きめたの?」「どんな名前?」などど尋問し、テープレコーダーを取り出して「これから日にちと時間をいったあとに『頑張れ〜』とナレーションしろ」だの、仕切ること仕切ること・・・。終始ペースに巻き込まれたままでした。

そうもこうもしているうちに生まれてきました。分娩室に入ってから出産までの時間は長男くんのときよりはやかったです。すかさず助産師「レコーダースイッチ!」。つまりこのレコーダーは産声を録音するためのものなのです。なぜいまだにテープレコーダー?などど心に疑問を抱きつつもいわれるがままに、うまれた時間を吹き込んで産声を録音。

産声はなかなか元気なものでした。さすがに3000gを超えていると元気だと思ったものです。


誕生はエキサイティングです。産むのは自分じゃないので言い方はなんとも無責任ですが。。そう思うわけです。




ただ、残念なことにウチにはカセットテープのプレイヤーがありません。かーちゃんは聞く気はないようです。ま、デジカメの動画で記録してるんでよしとしましょう。