のっぽのサリー
むかしのロックナンバーに「のっぽのサリー」という曲があります。
原題は「Long Tall Sally」です。あまりに直訳です。アリです。
本家オリジナルはリトル・リチャードです。ピアノを殴り弾きながら歌います。
念のため言っておきますが、ナベアツではありません。よく似てますが。パンチの効いたボーカルがたまりませんな。カッコイイです。でも、ピアノの上に乗ってはいけません。
すっかりスタンダードナンバーになってしまったこの曲は、色んな人がカバーしているわけです。
あのエルビス様もカバーしています。
1分過ぎたあたりからすっかりエルビス様の曲になってしまっています。なんだかウキウキ(死語?)してくる感じですな。さすがはキングです。
そして我らがビートルズ。ボーカルはポール・マッカートニーです。
スピード感があるというか、メロディアスになってしまっているというか、すっかり趣が違ってしまっています。初めて聞いたのがビートルズバージョンだったので、上の二つのバージョンを聞いた時はとてもクラシックな印象を受けたものです。つまり逆を言うと、ビートルズバージョンには古さを感じないのです。というのは私だけでしょうかね。
とはいってもどれも捨てがたいわけです。