雪が降った 仙台へ

  • やはり降った。「仙台へ行こう」プロジェクトが秘密裏に行動に移される。駅までは歩きだ。そして地下鉄だ。武蔵野線だ。京浜東北線だ。これらの難関をくぐってやっと大宮が見えてくる。大宮に着いてしまえばこっちのもんだ。
  • というわけで、最大の難関武蔵野線は朝起きた時点では平常どおりだ。動いているうちに乗ってしまえ。予定よりも早く家を出る。幸い武蔵野線は動いていた。軌跡だ。そんなにしてでも俺を仙台まで導きたいのか、こいつは。
  • 鼻息を荒くして出発したが、その意気とは裏腹になんともすんなりと大宮に到着。しかも早く着きすぎ。暇だ。退屈だ。つれづれだ。出発前は「大宮に着いてしまえばこっちのもん」、とか言っておきながら、いざ着いてみるとこれだ。人間はわがままだ。
  • 大宮駅の新幹線ホームに上る。北へ向かう下りのホームから正面の東京方面のホームを覘く。なんと、人が並んでいる。大宮から東京に行くために新幹線を使う人がこんなにいるのか?おれは目を疑った。おまいらは一体どこのエグゼクティブだ?随分贅沢だ。一度やってしまうともう、在来線には乗る事が出来ないのだろう。
  • 仙台も雪だ。帰る頃には15㌢くらい積もっていた。たまたま行った日がこんな状態だからいつもこんなのかと思いきや、今年は雪が多いとのこと。
  • 仙台でビックリしたのはエスカレーター。ここでは左側が歩くサイドで、立ち止まるのは右側。東京とは逆。逆なのは西日本だけと思っていたのでなんとも驚き。東京-仙台間のどのへんでひっくり返るのか知りたいもんだ。