とにかく眠い

  • 三連休の始まり始まり。まずは不足している睡眠を補う。昼間で断続的に寝ていたが、夕方から眠気が襲う。週末になると体に力が入らないのは病気みないなものだ。
  • ところで、最近は大相撲人気が下火だ。中学の頃はよくみていたものだ。まだ、千代の富士も現役で、貴若がでてくるちょっと前の話。今と比べてあの頃の相撲はエキサイティングでアクロバティックだった。
  • そう、最近「つり出し」とか「うっちゃり」とかの決まり手を見ることがない。その前に投げ技が少なくなった。「引き落とし」とか「はたき込み」の決まり手も少ないような気がする。相撲は押し合う力の勝負だけでなく時には相手の力を使うもの。
  • そんな決まり手が少なくなってきたのは貴乃花が強くなってきてから。貴乃花と言う相撲取りは四つに組んでからの徹底的な寄り相撲。完璧な形を作ってから、もがく相手にゆっくりと俵をまたがせる。土俵下に落とす事もなく、落ちそうなときは手すら差し出す。相手が土俵を割る瞬間は恐ろしいほど静寂で、そこには土俵際の捨て身の大技も大逆転も想像が出来ない。その確立されたスタイルは貴乃花の必勝のシナリオであり、美学とも感じとれた。
  • だが、そのあまりに完璧にも見える相撲は、本来相撲の持つ土俵際の興奮を葬り、つり技や投げ技のような立体感を否定した。かつて話題を提供し、相撲を面白くしたのは貴乃花だったが、逆に相撲をつまらなくさせたのも貴乃花であると俺は思っている。
  • 朝青龍一強の時代になっているようであるが、朝青龍が強いのか、他の力士がふがいないのか?いづれにせよ次の世代が育たねば。中学をでてすぐに角界と言うのもいかがなものか?相撲だけで食っていけるのは一握り。そのためにもせめて教養をみにつけてからにしてもらいたい。と、自分のことを棚に上げたような言い方だが…。うちのカミさんの有名な言葉に「すもうとり すもうやめたら ただのデブ」というものがあるが、そうならないことを祈ってやまない。って、またまた自分のことを棚にあげているが…。おすもうさんよ、全国4千万のデブに勇気を与えてくれ。あ、そうそう。相撲部屋に見学に行って開口一番に行ってみたいこと、それは「わぁー、デブばっかりだぁ」すみません。