台風きたる

ロード第二章

やってきました死のロード、このたびの第二章は「福岡編」。今日変える予定ではあったのだが、まだ福岡にいる。なぜって?福岡は九州だからだ。九州には台風が直撃しているからだ。朝一番早々に帰りの便の欠航が決まった。そして博多発の新幹線も動かなくなった。いやおうなしに福岡延泊が決まった。先々週うちの先輩が九州出張の時には関東に台風が来る予定で、帰ってこれるのかな?なんて冷やかしていたのだが、まさかこれが自分に降りかかるとは。。日ごろの行いがよほど良かったと言うべきか。午後になるとさすがに勢力を増して、看板が飛んだり枝が折れたりしている風景を見るとさすがに九州の台風は若い。この表現は不謹慎か?
食事のために外出すると博多駅前でカメラクルーを発見。ひょっとしてこのカメラの前で傘とか風に飛ばされたら全国デビュー?とかすかな野望を抱くが、そんなときは得てして台風も一休みで風がなかったり、その前に俺は車に乗っていたり、、チャンスはそう簡単にやってこない。

長浜ラーメン

というわけで台風も盛り上がっているなか、長浜ラーメンを食べに行く。ところで「博多ラーメン」と「長浜ラーメン」厳密には違いがあるらしいのだが、まだ「長浜ラーメン」しか食べたことがないので俺には違いがわからない。
福岡出身のひとに東京の博多ラーメンについて「なんで(現地と)同じようにできないのか?」とコメントされたことがあったが、その言葉の意味は現地に来てわかるような気がする。ココで食べる味は東京であまり食べたことがない。実際は東京のものよりもあっさりしているのである。
ところで、麺の硬さを選べるのが長浜ラーメンの特徴なのは周知の事実である。「ふつう」だの「かためのタマ」だの「ばりかた」だの硬さにも種類は様々だが、そのなかに「ナマタマ」というかたさの指定がある。さあ、それはどんなかたさなのだろうか?どうやら「生」のことらしい。生に近いほどにほとんど茹でていないようである。「かため」でもだいぶかたく、粉っぽさすら感じるのにその「ナマタマ」ってのはどんな食感なのだろうか?想像を絶する。