きんようび

週末じゃないんスよ。
明日も仕事だから。

ところでこのまえ、総武線に乗った。両国からは国技館のにぎやかな風景。連なる色とりどりのノボリ。行き交う観客。その間を通り国技館入りするおすもうさん。鳴り響くやぐら太鼓(もちろん聞こえない)。風流ですな。何が風流って?その呼びかた。

「おすもうさん」

さて、数あるスポーツで選手が「お(スポーツ名)さん」て呼ばれるスポーツがあるか。「お野球さん」「おサッカーさん」「お水泳さん」「おバスケットボールさん」「おマラソンさん」「おフィギアスケートさん」「おショートトラック男子500メートルさん」
どれをとっても不自然。しっくりくるのは「おすもうさん」だけだ。あえて言えば「お遍路さん」残念ながらスポーツではない。
「おすもうさん」はまさに日本文化の象徴。さすが国技。和の心を持っている。二ヶ月に一度のデブの祭典、大相撲をみんな観戦しよう。この間デーモン閣下がゲストしてたが、さすが自称評論家というだけのことはある。面白かった。NHKもたまにはやるじゃないの。相撲人気凋落の責任の一端はNHKにもあるのだからこれからも更なるトライアルを望む。

デブといえば、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000038-san-soci

飲食店で女性客に「デブ」→侮辱罪
山梨の市議に拘留29日
 スナックに居合わせた女性客を「デブ」などとけなしたとして、侮辱罪に問われた山梨県大月市議、小俣武被告(55)の判決が都留簡裁であり、丸尾真実裁判官は「人格を無視した卑劣極まりない言動」として、求刑通り拘留二十九日を言い渡した。
 甲府地裁によると、侮辱罪で拘留刑が言い渡されるのは珍しいという。小俣被告は「そのようなことは言っていない」と否認しており、控訴する方針。
 判決によると、小俣被告は平成十六年九月三十日午後十一時すぎに、大月市内のスナックを知人の男性とともに訪れ、初対面の二十代の女性客に何度も「デブ」「そんなに太ってどうするんだ」などと一緒に侮辱した。
 女性客が被害届を出し、大月署が二人を書類送検していた。知人の男性は公判で発言を認め、科料七千円の有罪判決が確定している。

見ず知らずの人に「デブ」って言っちゃいけませんよ。逮捕されちゃいます。というより、別に言われなくても十分わかってますから言わないで結構です。それは余計なお世話でございます。

「そんなに太ってどうするんだ」

その前にそんなことを知って何の利益になるのかを教えて欲しいものですな。それ聞いて「へぇ〜、おれも太ってみようかな・・・」なんて妙に納得するのかしら?飽くなき探究心?この人はデブ行動心理学者でしょうかね。

ところで、俺の友達はエレベータの中で見ず知らずのヨッパライのオッサンにペタペタ肩を叩かれて
「ん〜、マッチョ!」
って言われたことがある。場内大爆笑。本人だけヘコんだ様子。
「マッチョ」は褒め言葉?どっち?