サッポロ

「サッポロ」ってカタカナで書くと美味しそうになるのはなぜでしょう。
というわけで札幌二日目。昨夜仙台からの機内アナウンスでは現地札幌千歳の気温はマイナス8℃ということでさすがにその攻撃的な寒さに感動したわけだった。情報によると今日は更に冷え込むということだったが、外に出ると昨日よりは幾分マシな印象。
今日の敵は寒さよりも路面。歩道は雪というより氷で覆い尽くされている。降っては踏み固められ、また降っては踏み固められ、が繰り返され結果的に10〜20cmの氷の層が作り上げられた印象。その上を丸腰関東シューズで突き進む。そう、今日の目標は「雪の上転ばないでブジ帰る」。
歩道と車道の間には除雪された人の背丈ほどの雪の壁が立ちはだかる。予想以上に雪が多い。歩道は決して平坦ではなく、氷の固まりもゴロゴロ転がっている。油断するとコケるどころか捻挫するな。くしくも来週から雪祭り。雪のオブジェは完成に向け最後の追い込みのようである。
千歳空港にいる人という人がやけにリゾート一色になっていることが俺を凹ませる。夏に来たときより人が多い。
帰りの飛行機の中はチャイニーズがいっぱい。国内線で中国語のアナウンスを聞いたのは初めてのような気がする*1。羽田到着。アナウンスで「日中12℃まであった気温は只今6℃でございます」だと。札幌よりも約10℃あったかいのね、と考えるとやけに強気になる。実際ちっとも寒くない、と強がってみる。べつになんのメリットも無い虚勢である。
転ばずに帰るという目標を達成。是非仕事抜きで行きたいものである。

*1:いかにも国際線との相対的な表現をしているが実際国際線に乗ったことはたったの一往復しかないわけである