名物について考える

久々に工場(愛知県某所)へ出張してきました。4時半起きという久々の早起きはなかなか緊張モノでした。


家にお土産を買ってみました。








東京ばな奈





お土産を 東京駅で 買うアホウ。



帰りの中央線でとても複雑な心境になりました。東京ばな奈の袋を持ってシートに座っている俺の存在に気づいた乗客がいるとすれば、その人はおそらく、「何でこの人は東京土産を買って中央線に乗って中野駅で降りるのだろう」と思うことでしょう。


答えは簡単。



あんまり買ったことが無いから。



みやげ物の代表格になっているこの東京ばな奈ですが、実際東京の人間はこの味をどれだけ知っているのでしょうか。その前に、それぞれの名物も、実際現地の人はどれだけ味を知っているのでしょうか。そこで思ったのは、



名物たるもの、

  1. 現地の人間に普段から親しまれ
  2. その現地にしか存在しなく
  3. その現地の人間が自信を持って勧められる

そんなものでなければならないと思ったわけです。


果たして、それぞれの地域でどうでしょうか。「萩の月」は仙台の人のお茶の間に普段からありますか?福島の人の3時のおやつは「ままどおる」ですか?福岡の人はでお客さんがきたらいつでも「博多通りもん」を出す準備ができているのでしょうか?鎌倉の人は「鳩サブレー」普段から食べてそうなイメージあるなぁ・・・

などなど、実際どうだかはワカリマセンが、そんなことが頭をよぎります。


で、東京ばな奈はどうでしょうか?と考えた時に、ちょっとよくわからなくなったのです。そのまえに、じゃあ東京名物は何?と思ったわけです。


結局は、地元でひいきにしているお店のものを買うのが一番いいのかな?という方向へ収束しました。これからそんな店が見つけられるといいですな。