なぜかシンガポール

結論から申しあげますと、土曜日から火曜日までシンガポールに行ってきました。実質いたのは日曜と月曜の二日間のみですがねぇ。というわけで旅行記。最近、旅行記が簡略すぎるとのかーちゃんの指摘から、今回はなるべく写真もまじえてやってみましょう。長々と書くと「前置きが長い」と文句言うくせに。。たぶん、そうなると思います。

序章〜なぜシンガポール?〜

わたくち例年お盆の時期に休みを取るのが夏の慣例でしたが、今回はお盆の混雑を避け、24〜26日に休みを取ることにしました。その方針が決定した途端、かーちゃんの何かにスイッチが・・・。この間那須に行ったばかりなのに、どこか遠出を企て始める。しかも国内にとどまらないらしい、というより国内は一切眼中に無いらしい。


かーちゃん:「サイパンシンガポール、どっちがいい?」


わたし:「てぃこ〜ん!!なにぃ?」←キャプラン翼の効果音ね




子供料金を考えると、シンガポールのほうが安かったかどうだか、実情はすっかり忘れたましたが、とんとん拍子に話が進み、先着順の激安ツアーも案外すんなりと予約が取れ、土曜日の夜に出発し、現地未明に到着、現地未明に出発し、午後に到着すると言う弾丸旅行に出発することになったわけです。こういうとき、かーちゃんのテキパキぶりに拍車がかかります。

出発

上記のとおり、かーちゃんのテキパキにより、事前準備は概ね終了。私がやったことと言えば、自分の必要な下着類を揃えたことと、旅行トランクのふたを閉めたことでしょうかね。これから海外へ行く実感ほとんどなし。
出発2日前まで長男くんが珍しい発熱、かーちゃんも微妙に体調不良を訴え、インフルの波が迫り来るというドキドキハラハラ(死語?)を乗り越え一路成田へ。

夜出発して、日付をまたいで到着のフライト。次男くんの席はありません。

というわけで、過密です。先頭なので、前に人がいないのと、足元が広いのがせめてもの救いでした


こんなもので気を紛らわしますが、残念なことにひとつしかありません。この後、起こったことは言うまでもないでしょう。それよりも、機内の寒いこと。凍えておりました。


空港に到着したときは、現地時間で二時。車窓から見える街を見て驚いたのは、この時間なのに人の多いこと。ま、新宿歌舞伎町の事を考えれば、おかしくは無いのですがね。。
ホテルに到着したら、なぜか覚醒する息子ふたり。ただ、やはり寒かったらしく、風呂に入ってあったまって寝たわけです。現地時刻で3時半。

初日

明けて実質初日の朝は半日の市内観光から。。
前評判としては、小さい子連れには大変というものでしたが、それは受けてから評価しようということと、初めて(かーちゃんは2回目だが・・)の場合にはこういうのが総論としていいのかもしれないということで、プランに入れました。現地人のガイドさんが、「、」と「。」のない高速な片言の日本語でまくし立てます。「タノシイ」とか「オイシイ」が分かったが、7割5分ワカリマセンでした。ところで今何の話?という感じです。ま、それでもシンガポールがどんな国かはなんとなく分かったような気がします。


で、市内観光。


息子どもはマイペースです。





で、ラッフルズ卿の像にて写真撮影。


ま、普通はこんな風↓に写真を撮ると思います。



長男くんへ「自由にあのおじさんを撮ってみなさい。どんな風に撮る?」といい渡したカメラで、彼が撮ったものがこれ↓








ちょっと驚きました。普通なら背景にビル群(摩天楼とでも言うのか)や流れる川などは外せないと思うのだが、それを一切排除。贅沢に空のみを背景にして、しかもこれズームを使っています。これ。ま、単純に彼の身長からの目線だとこう映っていたのかもしれません。


というわけで



そんな像よりも、冷たい飲み物の方が興味あるみたいでした。



今回の市内観光の目玉はやはりマーライオン世界三大がっかりに名を連ねる名誉なオブジェを見逃すわけにはいきません。



お決まりのショット。手すりさえなければ大成功です。




小さい方でも撮影。次男くんはこのポーズしかしません。


この後、ふたりとも寝てしまいました。
市内観光はこのあと商売じみた場所を経由して終了。前評判どおり、小さい子連れには少々せわしないプランなのかもしれません。


修了後はホテルに帰って、プールに入りました。


なかなかよいプールです。空いています。途中ひとり欧米人がやってきました。彼はざばーんと一往復くらい泳いだ後にプールサイドで読書という、「あ、本当にこういう人いるんだ」というテレビで見たことのある定番の動きをしていました。
このプールで次男くんは多少水慣れすることができ、長男くんはおぼれかけるという楽しいひと時を過ごしました。

ひと泳ぎした後は町へ出かけました。こっちのトイザらスはどんなものがおいてあるのか見に行ってみましたが、とくに驚くものはありませんでした。サッカー盤はありましたが、野球盤はありません。たぶんクリケットの国なんでしょう。あと気になったのは、この国では吸盤を飛ばす鉄砲が流行っているのでしょうか。色んな種類のものが結構場所をとっていました。

食事はフードコートで、という方針でしたが、なぜかピザ屋さんに入りました。ここも冷房ガンガン。食事はまあままあでしたが、値段がセレブでした。

ココまでは、機内といい、バスといい、建物といい、熱いというより寒い思いのほうが多かったわけです。腹もこわしました。

二日目

翌日はセントーサ島です。
MRTはきれいで、電車の間隔は山手線並み、いや、それ以上かもしれません。月曜日の朝と言うこともあり、子連れでしかも日本人は我々くらいでした。と思います。異国情緒を味わえてよかったです。

そんなこんなで、セントーサ到着。


まずはマーライオン巨大版。


おなじみのポーズです。


反対側にはこんな水が流れているところがあります。

200mくらいあるんでしょうか。結構な距離です。



長男くんは前日のリベンジを果たしました。


ビーチのほうへ行ってみると、また噴水がありました。噴水は縁起のいいものなのでこの国にはたくさんあるようです。

最初はこんな感じでみていた兄弟ですが。




一度水に濡れるとだんだん盛り上がっていき、



最終的には

狂喜乱舞でした。



そんななか、遠くインドネシアに臨み、たそがれているオッサンを撮ってみました。そう、私のことです。セルフタイマーです。


こんなことをしているうちに午前中が終わり、昼食です。



この旅行で2回目のチキンライス。昨日のチキンライスよりうまいです。息子たちもたくさん食べました。



チャーハンは昨日も今日もおいしいです。これにハズレは無いです。日本のチャーハンも見習って欲しい味でした。

こっちのコメはこういう料理には最適だと言うことを実感できました。


食事をしながら、実は長男くんは終始ジャブジャブ池で遊んでいました。異国の同世代とも友達になれたようです。言葉は全然通じませんが。。「がおー」とか吼えて、絡んでいました。


つり橋を超えて離れ小島に渡ることが出来ます。

異国情緒漂うよい景色です。



昨日とは打って変わり、ゆっくりとした時間をすごすことが出来ました。帰りは途中駅のショッピングモールとフードコートに寄りました。ここでまたかーちゃんはチキンライス食べていました。目を付けていた「100PLUS」というスポーツドリンクはなかなか良かったです。微妙に炭酸が入っています。


帰りはタクシーに乗ってホテルへ帰りました。


「パンパシフィック オーチャード」と言ったのですが、あまり通じていないようです。かーちゃんの努力で結果的に迷うことなくついたわけですが、最後に運ちゃんに発音をレクチャーされました




「□※△ぷしゅ オチェ☆※」




わかりません。



逆も然り、こっちの言っている事がわかるはずもありません。


さて、翌日は朝2時起床3時出発です。

出国・到着

2時におきて、3時に出発。ギリギリでした。長男くんは歩かせ、次男くんは寝たまま搬送しました。
何とか、空港に着きました。狭い機内でチビどもをコントロールするのは大変でした。
家についたら撃沈でした。体力使い果たしました。次の日が休みでよかったです。

総評

弾丸ツアーでしたが、充実した2日間でした。金と時間に余裕があったらまたいきましょう。英語しゃべれなさぶりに拍車がかかっていることを痛感したたびでもありました。
想像以上に暑いと寒いが極端な国でした。腹こわします。長袖は必要です。


あ、あと、現地のメガネ女性の98%以上が四角いメガネ(長方形)だったのが印象的です。流行ってるのでしょうかね。